オルビスが誕生してから約30年が経ちますが、30年の歴史をまとめた書籍「オルビスという方法」が2015年12月7日に発売されます。
オルビスは無名の通販化粧品会社として誕生
「オルビスのネット通販について」でも書きましたが、オルビスは元々ポーラの通販化粧品部門として誕生しています。今でこそ「アクアフォース」「オルビスユー」などのヒットで売上高500億円の大企業となりましたが、当時は全くの無名で苦労しようで、その苦難の歴史が描かれています。
オルビスはユーザーの信頼を得ようとする過程で、オイルカットのスキンケアである「アクアフォース」「オルビスユー」「オルビスユー・アンコール」の開発や、簡易包装への取り組みなど、通販化粧品業界において革新的な施策を行ってきたといいます。
特にブランド再構築には苦心したようですね。その甲斐あって、オルビスは4年連続で顧客満足度No.1を獲得するに至ります。
ユーザーのための取り組み
元々通販事業であったオルビスですが、現在は店舗での販売も行っています。その店舗ではスタッフに販売ノルマがないそうです。ノルマがないことで、本当にお客さんの悩みに沿った対応ができるんですね。化粧品販売の現場はノルマがえげつないという話を知人から聞いたことがあるので、オルビスのユーザー想いの姿勢は素晴らしい!と思います。
美容・コスメの話というより、ビジネス書寄りの内容はありますが、オルビスフリークなら是非読んでおきたい一冊です。